亘理いちごっこにようこそ

いちごっこキッチン散歩道
11:00~16:00 日曜定休
※日曜日でも、サロンやイベントの開催や、団体さまの受け入れは継続的に行います。

こんにちは、私たち【NPO法人亘理いちごっこ】にようこそおいで下さいました。
東日本大震災後、罹災された方たちへの食事提供、そしてボランティアの方をはじめ、地域内外の交流の場づくりを目的に立ち上がりました。
【コミュニティカフェレストラン】【いちごっこお話聞き隊】【寺子屋いちごっこ】を3本の柱に、被災地発グッズ製作販売、ままサロンや各種イベントを行う中、たくさんの方たちとつながってくることが出来ました。これからもチャレンジが続きます。どうぞよろしくお願いいたします。


2011年6月15日水曜日

ばばままからのメッセージ

3.11 …この大惨事に、3ヶ月過ぎた今も
多くの方々が苦しんでいらっしゃいます。

その苦しみはいつまで続くのでしょうか。
終わりはないのでしょうか。
 
今私たちはこの苦しみを、何かを責めることに
置き換えていないでしょうか。
 
人を責めていても前には進みません。

国会などの様子も、社会の風潮も
誰かが悪いとしなければならないようです。
そんなことをしていても前に進まないのに・・・
 
津波の被害も甚大でした。

津波と、放射能という二重苦を受け、
福島の方達には本当にお見舞い申し上げるしか
できません。
 
そしてその放射能の実害や風評被害で、
東北・関東も苦しんでいます。
 
しかし、周りまでもがこれだけ騒ぐのはどうでしょうか。
今までの私たちの生活こそ
問題があるとは考えに及ばないでしょうか。
 
国民の1/3~1/2がガンを持つこの事態。
放射能どころの話ではありません。
現代の食生活、心の負荷・・・
 
いちごっこにいらした何人かの方がおっしゃっていました。
「自分の母も姉も広島で被爆しました。
でも今なお80,90歳になっても元気ですよ」と。
 
また違う方は、広島に今回どころではない
原子力爆弾が落とされ、草木は何十年も芽を
出さないだろうと世界では言われていた。
しかし、次の年芽を出した植物があって
世界的に驚きの出来事だったという話をして下さいました。
 
あのころ人は自然のものを食し、
自然の中で様々なものを育ててきた。
農薬も化学肥料も使わず・・・
 
大地も、人も元気だった。
ミネラルや発酵食品をたくさん身体に取り入れていた。
 
私たちはその頃の日本を見直す時期にあると、
今、教えられているのかもしれません。
 
一緒にこれからのことを考えていきませんか?

地震、津波による天災と、原発という人災が
重なってしまいました。
これらを乗り越える為に、特定の誰かが
責任を負うことが大事なのでしょうか?
少なくとも一人だけの責任ではありません。
私を含め消費を重視してきた
みんなの責任ではないでしょうか。
 
自らを省みず、東電が悪い、国が悪い、それらの
いいなりになっていた人が悪い、と叫んでいても
本当になんにもならないのです。
 
今回の地震、津波という自然の災害によって
辛い思いをしている方は沢山いらっしゃる。
 
でも、辛い思いをそのままにせず、
みんなで自然のもつ優しい力にも
改めて目を向けましょうよ。

ミネラル豊富な元気な大地を
なんとしてでも取り戻し、
その大地に育てられている私たちも
元気になっていきませんか。

大地が疲れていては、人も元気になれないのです。
見せかけではない元気で、日本全体を包んでいきましょうよ。
 
長い年月を掛けて行われてきた土壌汚染、環境汚染。
そして今回の震災に伴う様々な被害。
自然を取り戻すことは容易ではありません。
 
でもやらなければ!!

いつまでも人ごととしていた私たちに
今回の地震がそれを教えてくれました。
 
大きすぎる犠牲を
決して無駄にすることのないように。

3 件のコメント:

  1. 私もその通りと思います、、、
    もっと、大地に、、、もっと、地球に、、、
    優しく、、、共存を考える時期に来たと思います、、、
    じっくり、考えて、機敏に行動すべきと思います、、、

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  2. 馬場さん、この思いをきっと将来に役立てましょう。 この悲劇はみんなの心に強い絆を育ててくれました。 犠牲になった方々の魂に失礼なきよう、精一杯生きていきましょう。
    生かされたものにはきっと与えられた何かがあるとおもいます。

    私に何ができるのか、いつも意識高く行動を継続していけば、必ずお役にたてる事ができると信じています。  武下

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  3. Jさん、武下さん、コメントありがとうございます。

    私たちは、あくまでも地元色の強い、
    あまり洗練された活動とは言いがたい活動かもしれませんが…
    「生活感」あふれる支援を続けてまいりたいと思います。

    ここ亘理から、被災地、日本、そして地球規模のことまで…
    しっかり地に足をつけて、私たちにできる一歩を考えて参ります。

    今後とも、ご支援や忌憚の無いアドバイスをお願い致します!

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