寺子屋いちごっこ、再稼動しました。
昨年7月にプレハブ活動となったいちごっこ。
子どもたちの学習の場をどうにか再び確保できないかと模索していました。
震災があったから学習が出来ないという気持ちにならないように。
狭い仮設住宅の中だけではなくどこか学習スペースを設けることが出来ないか。
勉強にまい進できる環境を。
分からないことを教えてもらえる環境を。
いちごっこは、住民の方々のサポーターでありたいと活動しています。
学習支援も一方的に、はい教えますよ、申込書出してください、何時まで来て下さい・・・。
という形を取らず、住民・・・保護者の方たちと一緒に作っていくことを願っていました。
学習は一過性のものではありません。
学習支援もその通りです。
5年10年・・・何年もかけて積み上げていかなければならないものです。
地域主体の体制をとること、そのためにはみんなでスクラムを組んでいかなければなりません。
寺子屋いちごっこは、保護者の方が集会所を借りたり、講師の方の送迎、時間が合えば保護者先生が教えてくれたり、学生ボランティアがコーディネートしてくれたり、いちごっこが講師の先生を探したり・・・、みんなで作り上げています。主に小中学生参加の寺子屋。
えっ!
小学生も一緒では高校受験に集中できないじゃない!?!
なんて思われるかも。
ところがとんでもない!
小学生も静かに勉強に励んでいます。
中3生は今自分のことに精いっぱい。
そんな姿を見て、小学生も黙々と勉強していきます。
分からないところがあると、中1,2年生が教えてくれたり、
みんなで教え合ったり。
とっても素敵な学習室が作られています・・・みんなの手で・・・。
この子たちが大きくなって、下の子に教えてくれるようになるのかな、
それが自然な姿になっていくのかなって、とっても楽しみです。・・・過度な期待は禁物ですが。
小学3年生の男の子。
中学生と一緒になって、3時間勉強していきました。お母さん曰く、「えっ!信じられない!!」ですって。
0 件のコメント:
コメントを投稿