亘理小学校南門前に拠点を移し、一月が経ち、
少しずつ亘理いちごっこも軌道に乗ってきました。
仮設ではゆっくり出来ないからと、
いちごっこで時を過ごしてくださる方も増えてきました。
うれしいですね。
罹災者は無料なんて!自立を妨げる!
…とおっしゃる方も増えてきました。
でもね、人それぞれ立ち上がり具合が違うんです。
何時までもただでご馳走になっては申し訳ないとか、
自分たちも志を出すよとか・・・。
その人それぞれの元気さでいちごっこにかかわってくださっています。
家も親も流された青年が
役場でいちごっこに行ってごらんと最近言われたそうです。
彼はやってきて、今までのことを淡々と語ってくださいました。
障害のある弟の面倒を見ながら、
この震災後の生活はどんなに大変だったか知れないのに・・・
やってきたその日から、
夕食後せめて洗いものだけでもさせてくださいと
手伝ってくれています。
急がなくていいのです。
急がなくていいのです。
見守っている目と心があれば、人には自分で生きようという
明るい芽が生まれてくるのです。
これも支援してくださる沢山の方々のおかげです。
長いときを掛けて見守って行きたい、見守っていただきたい。
罹災された方が、いちごっこの手伝いをするよと
応援くださっています。
私たちいちごっこが、被災者、支援者みなさまに
見守っていただいているんだなって
感謝の日々が続いています。
皆さん、本当にありがとうございます。
* * *
月刊誌「社会教育」9月号に執筆させていただきました。
タイトルは『必要迫る循環型支援』です。
短い文ですがごらんになっていただけるとうれしいです。
www.gekkanshakaikyouiku.com/ 8/15発刊
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