亘理いちごっこにようこそ

いちごっこキッチン散歩道
11:00~16:00 日曜定休
※日曜日でも、サロンやイベントの開催や、団体さまの受け入れは継続的に行います。

こんにちは、私たち【NPO法人亘理いちごっこ】にようこそおいで下さいました。
東日本大震災後、罹災された方たちへの食事提供、そしてボランティアの方をはじめ、地域内外の交流の場づくりを目的に立ち上がりました。
【コミュニティカフェレストラン】【いちごっこお話聞き隊】【寺子屋いちごっこ】を3本の柱に、被災地発グッズ製作販売、ままサロンや各種イベントを行う中、たくさんの方たちとつながってくることが出来ました。これからもチャレンジが続きます。どうぞよろしくお願いいたします。


2011年11月17日木曜日

わたりもーるを終えて… お礼の言葉

わたりもーるを終えて、
わたりもーる 活動報告〈前編〉
わたりもーる 活動報告〈後編〉
代表の馬場からのメッセージです。

* * * * *

この度は、皆様からお寄せ頂いたご支援により、
無事に「わたりもーる」を成功させることができました。
改めて、御礼申し上げます。

わたりもーるの目的は、住民たちの
やりがいを見いだしていくこと。
そして心と支援を繋いでいくことでした。

今まではボランティアの方たちが
様々な企画をして楽しませてくれました。
ここのところ自分たちのことは自分たちでという
住民意識が強くなってきました。
そこで、住民が各ブースを担当し、
それをボランティアの方たちがサポートする。
そして支援下さる方たちは
可能な限りいらして下さいと発信してきました。
顔と顔を合わせることで心が繋がる、という思いを
形にした企画でした。

今までの支援の多くは物だけが動き、
物と一緒にあったはずの温かな心が
見えなくなっているのが現状でした。

今回のわたりもーるは、
沢山の支援下さる方も加わり、
地域住民、ボランティアの方、支援下さる方が
一つとなって運営した素敵な催しとなりました。
子どもたちと楽しもうと参加した宇都宮大学の学生たち、
消化が良く栄養バランスを考えた食品セットを
提供して下さった出雲のメーカーの方、
アクセサリーを身にまとって欲しいと
手作りコーナーを担当して下さった
大阪のアクセサリーメーカー、
当日山形から物資搬入をして
そのまま売り子さんで活躍された方・・・。

物資協力、そしてその他にも
沢山の方たちの応援をいただけたこと
本当に感謝申し上げます。

 
「いちごっこの取り組みは、
被災地だから必要だというものではない。
コミュニティ作りのために
いろいろな地域で考えていくことなのでは。」
という沢山の声をいただきます。
皆さんから寄せられる沢山の声に励まされながら、
皆さんと共に歩んでいこうと思います。
 
この仮設に生活し、
当日もそれ以降の片づけも手伝ってくれた青年が、
「みんなが一緒に、こんなに明るく笑顔で過ごしたのは
震災後初めてだ。」といってくれました。

沢山の物資を前に疲労困憊したボランティアの方たち、住民の皆さん。
何かと至らぬところがたくさんありました。
この青年の言葉を借りて、みなさまにお礼申し上げます。


亘理いちごっこ
馬場照子

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